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倉吉市有形文化財 鳥取県最古
延命地蔵菩薩立像
この、延命地蔵尊は、当山に伝わる仏像では、最も古いもので、今から約千百年前の平安佛です。
日本史上の有名な僧侶「行基」大僧正の作と伝えられ、仏像の太もも部分のふくらみが、その時代の作風を伝える証拠でもあるのです。また、日本各地に伝わる行基作の貴重な仏像の一つです。
上の書状が記す通り、開基の荒尾志摩守の手により、当山へ移られたようですが、満正寺創建期よりの仏像でもあるのです。